都市開発

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    1991 年に内戦を終えたカンボジアでは、東南アジアの諸都市がこれまで経験したような急激な開発が進んでいる。
    居住環境や道路の開発、インフラのニーズ等急速な改変により都市の個性が失われている場所もある。
    カンボジアのリゾートと言われていたシアヌークビルは今や第二のマカオと歌い2〜3年で中国の植民地化が進み今では別の街です。

    ・若い人々の活発な都市活動を想像できる都市
    ・交通弱者にもモビリティ性が高く便利な都市
    ・職住近接:新たな都市居住と柔軟な働き方ができる都市
    ・豊かで快適な都市環境と生態系に優しい郊外環境のある都市

    を目指し2035 年の都市構造と工場を郊外へ移動させ市内の渋滞を緩和しシアヌークビル港を活性化させる。
    大きなミッションは交通網であり以下を目指している。

    指標 1: 2035 年には、移動者の 30%以上が公共交通を利用するような都 市交通システムを構築する。
    指標2:プノンペン都都心部の道路の1 日平均の混雑度を1.0 以下とする。
    指標 3: プノンペン都都心部の日平均旅行速度を 20.0km/h 以上に保つ。
    指標 4: Carbon Dioxide (CO2)、NOx、COx などの車両から排出される大気 汚染物質を、このマスタープランが策定されなかった場合に比べ、10%削 減以上できる都市交通システムを検討する。

    JICAの方に聞いたレベルの知識だがとろとろ走る2両程度の電車を見ているとまだまだ遠く感じます。

    プノンペン都の人口は 2035 年に約 290 万人となることが推計されている。こ れは、2010 年時点のハノイ(人口 236 万人)や福岡(人口 255 万人)を凌ぐ人口規模を誇る街と なることを意味している。一方で、ハノイや福岡では基幹公共交通として大量高速輸送機関であ る MRT が計画・導入されている。しかしながら、プノンペンの将来需要はルートセグメントとし て設定された主要4コリドーでさえ 1km あたり平均利用者数が 3000~6000 人、PPHPD で 6000 程 度しかなく、中量交通で十分対応可能な需要量である。このことは、プノンペン都の交通需要は 主要コリドーに集中せず、広く分散した需要傾向を持つ街であることを示していると思われる。
    プノンペンとミャンマーの最大都市ヤンゴンにおけるトリップの比較を以下に示す。両都市は人 口規模が異なるため単純比較はできないが、トリップ数の伸びはヤンゴン都市圏の場合と比較し て小さい。一方、トリップ率はヤンゴン首都圏に比較して大きい。これらより、プノンペンでは 人口の伸びが比較的小さいためトリップ数の増加率は抑制されているが、一方で一人あたりの移 動需要は比較的活発であるということがわかります。

    プノンペンの地図上
    右上のエリアにスタジアムが建設されています。
    右下のエリアにはイオン3が建設されます。

    そしてヨーロッパからのLCCの為の新空港の計画もできています。
    点を沢山作り、他国に道を作らせて発展していく計画はこれからも終わることなく続いていきます。

    その点を中心に都市は発展していきます。

    我々が都市計画やランドスケープにジョインすることは未だまだ夢のまた夢。
    ですが夢のひとつとして学びを進めていきたいと考えております。